失敗しない無線LAN(その1)
「業務向け」と「個人向け」
パソコン業界にもいわゆる「業務向け」と「個人向け」があります。
それは無線アクセスポイントでも同じことで、今回はその違いについてお送りします。
大まかな特徴
「業務向け」
- 無線アクセスポイントに安定して接続できる台数が多い(100台以上等)
- 複数の無線アクセスポイントを一元管理して広範囲をカバーできる
- 設置環境が幅広い(屋外、天井、50℃程度まで対応)
- 設定が難しい
- 比較的高価
「個人向け」
- 無線アクセスポイントに安定して接続できる台数が少ない(10台前後から最高位でも30台程度)
- 複数の無線アクセスポイントの連携が苦手
- 設置環境が限られる(屋内、近くにコンセント必要、40℃程度まで対応)
- 設定が簡単
- 安価
大まかですが上のような違いがあります。
Zoom等のリモート業務や、医療向けのように途切れずに安定して使用したい場合や、広範囲で移動しても切断されない環境を作りたいときは間違いなく「業務向け」の機器をおススメします。
逆に、とりあえず自分達のスマートフォンが数台接続できれば問題ない、程度であれば「個人向け」でも十分使用することができます。
使用する用途や環境で機器の選択が変わってきます。
当社では用途によるご相談や、設置場所の事前確認も行っています。お気軽にお問い合わせください。